白癬菌とは、いわゆる水虫の原因菌のことです。白癬菌が足にいれば「足白癬=水虫」、爪の中に侵入すると「爪白癬」といいます。
一般的に痛みや痒み等の自覚症状はほとんどありません。
但し、放っておくと下記のような症状が現れ、着実に進行します。
また、爪白癬の爪から絶えず白癬菌が排出しており、その結果自分の足の水虫(足白癬)も治りにくくなります。
・爪が厚くなる
・爪が白く濁る
・爪の表面がぼろぼろになる
・爪に沢山の筋ができる
・爪が変形する など
レーザーリネイルとは、皮膚に対して深達度の高いレーザーを、爪とその周囲の皮膚に照射する事で病巣のある部位の症状を改善する治療のことです。レーザー治療後は患者様の症状等によりますが、約1年かけて健康な爪に徐々に生え変わります。
爪水虫(爪白癬)の治療には外用薬、内服薬が一般的です。しかし、病巣が爪の奥に存在する爪白癬は塗り薬による治療では有効成分が浸透し難こともあります。
内服薬での治療は長期間(約3ヵ月〜1年ほど)にわたり、その服用方法や服用中の血液検査など、細かい取り決めがあります。
また肝機能障害や妊娠中、現在内服中の薬との飲み合わせによっては内服治療ができないなどのケースもあります。
Laser Re:Nailによる治療は1ヵ月に1度のペースで1〜4回の治療を行います。
1つ1つの爪とその周りの皮膚に対して丁寧にレーザーを照射し治療していきます。
少しずつ伸びる爪の成長を1ヵ月ごとに確認します。レーザーの効果によって、病変部位を押し出すような形で新しく健康で綺麗な爪が成長していきます。
治療時間は10〜20分程度で、治療後はそのまま御帰宅いただけます。
・治療を直ぐ開始したい
・過去に抗真菌剤の内服薬や外用薬等による爪白癬治療で効果が無かった
・抗真菌剤の内服薬の使用に抵抗がある
・肝機能障害がある、妊娠中等、抗真菌剤の内服薬による継続治療が困難
・現在内服している薬との飲み合わせが悪く内服治療ができない など
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